おなまえ Eメール タイトル メッセージ > 村長の家では、村長を初め、エースや村の人がリアの到着を待っていた。 > 校内にあった札による封印、数年間続いた幽霊騒動、静かながらも誰もが、廃校に関してそわそわしていた。 > やがて、村長の家の扉が開き、リアが入って来た。 > 村の人達やエースに目も居れず、部屋の机を挟むように村長と向かい合った。 > リアが入ったと同時に誰もが緊張する。 > この緊迫した空気の中、村長が口を開いた。 > 「数ヶ月の学校の調査、ご苦労だった。 昨日、お前があの学校に行った後から学校にかなりの変化があったようだ。」 > この空気の中、村長は冷静に話を続ける。 > 「答えてもらうぞ、リア あの学校で何があった? 亡霊は、我らが昔封印した結界はどうした?」 > 次々と飛び交う質問。 やがてリアは村長の口を止めると、懐から一つの人形をとりだした。 > ミルココの人形だった。 この人形が回りにどんな意味をもたらすのか理解は出来ないだろう。 > それに、彼女はもう、この人形にはいないのだから。 > 「全てをお話します、その前に、この人形の説明をさせてください」 > 「どういう事かな?」 > 「これが、行方不明になった原因の一つで、行方不明者が服のみが残されていたのは、人形にされていたからだと思います。」 > 「つまり、あの学校には幽霊ではなく、ドールマスターでもいたとでも言うのかな?」 > 「いえ、正確には…」 > リアの長い話が始まり、島に住む者達はリアの話にずっと耳を傾けた。 > 幽霊達がそこにいた役目、封印されていた者の正体、およびどうなったのか…すべての元凶等… > リアの言葉に驚く者も何人もいた、同時にあの学校に通っていた者達を落ち込ませてしまう事もあった。 > それもそのはず、教員に悪霊がとりつかれていたのだから… > そして、行方不明だったデュオについて話し出した。 > 数ヶ月前から行方不明になる事件に彼も含まれていたのだとリアは推測した。 > 最初の亡霊事件からたいぶたち、成長したデュオはリアと共に学校探索に手を貸していた。 > しかし、その調査中に彼は行方不明となり、そのまま悪霊のせいともみ消された。 > 実際、服すら残らなかった事もあり、悪霊に連れてかれてしまったのだと言われていたが、今回の調査で、実際は悪霊に取り付かれたアフェルによって殺されていた。 > 彼の死体がないのはおそらくこの島に無いから、転移で何処かに飛ばされたとも考えられた。 > 一通り話したリアは、最後には、全部終わったと話した。 > その言葉に村長一同も安心し、会議が終わりを迎えた。 > 数日後、学校は再び立て直しを再開、時折亡霊の姿を見たと言う目撃情報もあったがリア曰く、そんなに怖いお化けじゃないと笑って答えた。 > 他にも、埃まみれな窓なのに、一枚の窓のみ、埃がとれていたり、椅子が勝手に動いた等ポルターガイストらしき事も起きているが、 > それは、カルマンとネオンのささやかな悪戯だったとかなんだとか… > やがて、学校は前よりも綺麗になり、子供達も通うようになった。 > カルマン達も悪戯幽霊としてではなく、この学校の守護霊として生きる事にした。 > 上天した皆の為にも、この学校を大切にしたい、その思いからだった。 > それから数日後、立ち直った学校に、特別講師として、この島出身の魔法使いとその恋人が、島に来る予定となっている噂ではあのエースの兄と言う事もあったけど、それはまた、別のお話… 参照先 削除キー (英数字で8文字以内) クッキー情報保存
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